ボルダリング教室が各地で注目


習い事のニュースを見ていると、このごろ「スポーツクライミング」や「ボルダリング」という言葉を見かけることがよくあります。
今日も、こんな記事。

 2020年東京五輪の追加種目として注目されるスポーツクライミング。静岡県内でも小中学年代の競技熱が高まっている。メディアに登場する機会が増え、認知度が向上。保護者の間では水泳や体操クラブのような子どもの“習い事”としても定着し始めている。

以前にも




など、児童向けのボルダリング教室開設の動きがあります。

ところで、2020年東京五輪の追加種目として注目されている「スポーツクライミング」とは、人工的に作った壁で、「ボルダリング」、「リード」、「スピード」の3つの種目を競うスポーツです。

高いところに行きたいというのは本能としてあるもの。
昔の子どもは木登りしてしていたし、登れる壁があれば登りたい(うちのかみさん、近くの城の石垣に登っていて怒られたとか)
しかし高いところに登るのにはリスクがあって落ちた時のことを考えると、あらゆるところで木登り、石垣登りは禁止されているのが現状でしょう。
でも高いところに登りたいを、いろいろな危険の想定をしてそれを排除してスポーツ化したのが「スポーツクライミング」なのだと思います。
その結果として、オリンピック種目として採用されたのでしょうから。

安全な壁登りとして考えると
・柔軟性と全身の筋肉、体幹が鍛えられる
・運動神経の発達を促し、あらゆるスポーツに応用できる
・どうやって登ろうか考える知育が期待できる
・それを記憶するための記憶力がつく
・足場との距離を把握する空間認識能力がつく
・トライアンドエラーで忍耐力を養い、達成感を積み重ねられる
・自分との闘いで根性がつく
など、いろいろな効果が期待できる習い事だと思います。

2020年東京五輪の追加種目として、競技人数が少ないから活躍できるかもといったアプローチもあっての注目もあるかもしれませんが、そうでなくても習い事としての「ボルダリング」は面白い習い事だと思います。

もっとも、習い事として小学生がやれる「ボルダリング」の教室はまだあまりないかと思います。
まずはこの夏休みで、ボルダリングの体験:asoview!で、近くでボルダリングができる施設を探して体験してみてはいかがでしょうか。


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