プログラミングで算数を学ぶための教材「ScratchMaths」の日本語訳を試してみた


Tech for elementary.schoolでプログラミングで算数を学ぶための教材「ScratchMaths」を日本語訳したものを無償公開したと言うことで、試してみました。

「ScratchMaths」の日本語訳はTech for elementary.schoolの右上、ダウンロードのScratchMaths日本語版-プログラミングで算数を学ぶ教材からダウンロードできます。

ダウンロードして解凍すると出てくるのは、教材の日本語版Module 1 Investigation 1~4(第一章の課題1~4)とModule 1の教師用ガイドのパワーポイントファイルになります。
別途、Module 1: Tiling patternsページの「Download all materials (ZIP)」から必要ファイルをダウンロード。

all materialsの中の

1-Tile stamp.sb2
1-Tile turn.sb2
1-Tile move.sb2
1-Tile repeat.sb2
1-Rose patterns.sb2

が子ども向けプログラミング言語スクラッチ(Scratch)用のファイルになります。

Scratchを開いて上部「作る」をクリックすると、スクラッチのプログラミング画面になりますので、上部「ファイル」から「手元のコンピュータからアップロード」

最初は、先ほどダウンロードした、all materialsの中の1-Tile stampを選択して開きます。

スクラッチのプログラミング画面に必要なものが用意されますので、日本語教材パワーポイントを見ながら学習を進めてゆく形になります。

子ども向けプログラミング言語スクラッチは無料で使え、またスクラッチを使ったプログラミング教室も多くありますが、無料でプログラミングを試してみるには子どもの意欲を向けるための課題が必要だと思いますので、こういったスクラッチ向け無料プログラミング課題の存在は良いですね。

今回、Tech for elementary.schoolで日本語訳されたのはModule 1だけですが、
Curriculum materialsのページから続きのModule 2~6までダウンロードができます。
もちろん英語ですので、日本語訳のようには進めるのが難しいでしょうが、中学生ぐらいでしたら辞書片手に英語の勉強がてら続きをやってみるのも面白そうですね。

他にも探せば、スクラッチを使った無料のプログラミング教材がありそうです。
また間を見て、良さそうなものがないか探してみたいと思います。


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