林芳正文部科学相は4日の記者会見で、日本音楽著作権協会(JASRAC)が楽器教室から著作権使用料を徴収する方針を示している問題について、「営利目的の音楽教室は小中学校で習うのとは性格が違う。線引きが必要だ」と述べ、JASRAC側の主張に一定の理解を示した。
「営利目的の音楽教室は小中学校で習うのとは性格が違う」というのは解らなくもないですが、娯楽としての音楽の消費との線引きが感じられない。
そのあたりの一定の理解がなければ、なし崩し的にJASRACに著作権使用料を徴収される危機感を、音楽教室側では持っているんだと思います。
JASRACに対する不信感が、楽器教室から著作権使用料を徴収することに対する反発になっていると思うのですが、この雰囲気の中で「文部科学大臣のJASRAC側の主張に一定の理解を示した」発言はどうなんだろう?
この発言に寄っての、司法側の忖度が無いと良いのですが。