来たる2020年。小学校でプログラミング学習が必修化されることになっています。
『小学8年生』では、それに先立ち、かわいいエデュケーションロボット「TABO8」を付録として採用しました。
小学館の全学年向け雑誌「小学8年生」に世界初の完成品ロボットが付録として付くそうです。
ロボットが付録として付く雑誌としては「週刊ロビ2」が今年の6月に創刊されましたが、こちらは付録でパーツついてきて全80号で完成。
完成品のロボットが付録として付くのは、この「小学8年生」特別号が世界初なのだとか。
さて、ではどんなロボットが付いてくるのかが気になるところですが、「TABO8」はこんなロボットのようです。
小さなキューブ型のロボットで、タブレット上で動くのが特徴のようです。
タブレットの画面と組み合わさることで、TABO8とテニスゲームなどが対戦できるみたいです。
今までプログラミングロボットに対してそこそこアンテナを上げていましたが、このロボットは初めて見ました。
小学館オリジナル?かと思いましたが、
iPadの上で動くロボットが付録になった「小学8年生」 – ITmedia LifeStyleによると
TABO8は、プログレス・テクノロジーズとバスキュールの共同プロジェクト「touch.plus」が開発したロボット「TABO」をベースに小学館オリジナルとして製作したもの。
小学館オリジナルですが、ベースに「touch.plus」が開発したロボット「TABO」が使われているんですね。
touch.plusのTABOサイトを見てみると、最初に「なぜプログラミング学習にロボットなのか」の動画があります。
この中で
「現実世界」をプログラミングする体験を、子どもたちに提供すること
との一節がありますが、子どもへのプログラミング学習において、画面上だけで展開するものは子どものモチベーション維持が大変そう。実際に動くものを使ったプログラミング教育の方が、子どもの持続性があるだろうと思っている身としては、大賛成。
子どもへのプログラミング導入には、おもしろそうな素材です。
ただ、注意が必要なのが、「小学8年生」特別号は19800円で、ロボットプログラミングの初期費用としては比較的安価ですが、
※「TABO8」を楽しむには、以下のデバイスが必要です。
対応予定デバイス
ゲーム・学習アプリ:iPad Pro 12.9inch/10.5inch/9.7inch、iPad 9.7inch
コントローラーアプリ:iOS10.2以上のiPhone
9.7inch以上のiPadが無いと使えないので、未所有の家庭ではiPad分の価格が上乗せされること。
iPad miniサイズや、AndroidやWindowsのタブレットにも対応してくれたら、裾野が広がりそうなのですが。
とはいえ、他にもミニキューブプログラミングロボットがいくつかありますが、「TABO」のiPad必須の制約がより楽しく興味深いプログラミング体験につながるんじゃないかな、と発刊を興味深く、楽しみにしたいと思います。