「親の所得格差が子どもの教育格差につながる」との記事。
もっとも正答率が低いのは年収200万円未満となり、正答率が高いのは1200~1500万円未満で、その差は約20pt。明らかに親の年収が子どもの学力に影響を与えていることがわかります。でも、どうしてこんなにも差が出てしまうのでしょうか?
根拠として「お茶の水女子大学委託研究・補完調査について」(2009年)が元になっているという、いささか古いデータからの記事ですが、「親の所得が高い方が子どもの学力も高い説」として納得してしまいそうなところです。
ただ、「通塾すれば学力が高くなることもわかっているので」とのことですが、そのあたりの検証が気になります。
「学校外諸活動の出費額と子どもの学力」の相関性を裏付けるデータがあるのかな?
おそらくですが、「親の所得が高い方が子どもの学力も高い説」よりも、相関性は低いような気がします。
まあ、低くても「学校外諸活動の出費額が高い方が子どもの学力も高い」は実証されそうな気がしてしまいますが。
しかし、親の年収、子に掛けられる学校外諸活動の出費額が低くとも、子どもの学力を上げる方法はあると思います。
インターネット上には、子どもの学力を上げるために役立つコンテンツがおおくあります。
インターネット上のコンテンツを、親が取捨選択する必要はあるでしょうが、
年収が低いから、塾に費用をかけられないからと言って、子どもの学力向上をあきらめる必要はないと思います