子どもがスポーツをしない理由は「保護者の負担」――。笹川スポーツ財団が18日に結果を発表した調査研究で、そんな実情がわかった。
自分の子3人とも小学生時代にスポーツをやらせていたので、この負担感は判ります。
スポーツをしていない子どもの母親に理由を尋ねたところ、「送迎や付き添いの負担」がトップ。「費用の負担」「係や当番の負担」も上位に来た。
確かに学習塾などの習い事でも送り迎えの負担はあるものの、スポーツ系の習い事の場合送り迎えだけで済まない場合が多いのはよくあります。
スポーツ系の習い事は学習系の習い事に比べて親の負担は多そうなので、スポーツをしていない子どもの親御さんが敬遠している部分はあるのでしょうね。
ただ逆にスポーツをしている子どもの母親は
一方、スポーツをしている子どもの母親に、その関わりについてやりがいと負担を感じるか聞いたところ、「子どもの送迎」はやりがいが70%、負担が50%。「練習の付き添い、見学」はやりがいが77%、負担が40%。「自分の子ども以外の子どもの送迎」はやりがいが59%、負担が38%だった。
と、「子どもの送迎」「練習の付き添い、見学」にやりがいを感じる割合が多いですね。
学習系の習い事は、スポーツ系の習い事は比べて親の負担は少ない場合が多そうですが、学習系の習い事への「子どもの送迎」等の親のやりがい感はどうなんでしょうね。
やりがいとか関係なく、送迎をしているところが多いのではないのかな。
スポーツ系の習い事の良さは、「練習の付き添い、見学」ができ、試合の応援ができ、それを通して子どもとのコミュニケーションが進むこと。
親子共通の話題ができて、子どもが大きくなってもそれが絆となっていくんじゃないのかな、と思います。
自分の負担が増えそうだからと、スポーツ系の習い事を敬遠してしまうのはもったいないと思います。
子どもと共通の話題でわいわいできるのは、子どもが子どものうちだけですから。