子どものやる気というのは、気まぐれなものです。
習い事に関してもそうですね。
習い事に「行きたくない」と駄々をこねるときもありますよね。
子どものやる気を高めるヒントとして、「クーバー流!子どものやる気を高めるコミュニケーション術」保護者向けセミナーのレポートがあったのでご紹介。
【「子どものやる気を高めるためには、子どもの自信を育むこと」が重要とし、クーバー・コーチング・ジャパンのコーチたちが日ごろ実践するサッカー少年少女のやる気を高めるコミュニケーション方法や接し方、環境づくりについて、実際のスクール現場での実践していることを中心に来場した保護者33名に、クーバー・コーチング・ジャパン独自の指導者養成機関アカデミーのヘッドマスター中川英治がセミナーを開きました。
「子どものやる気を高めるためには、子どもの自信を育むこと」からのこの、レポートまずは
セミナーでは「某学校では、サッカーで技術を身に付けて自信を持った子が、その成功体験をもとに勉強の成績も良くなった事がある」と例を出し、自信を持たせることの重要性を説明しました。
なんでも一つ自信を持てること、その成功体験がやる気を生んで、勉強など他の事へのやる気が出てくるということですね。
さらに、子どもの自信を育むには「フィードバック」が重要であると説明し、特に、“なぜ、できなかったか?”と過去の失敗原因を聞くような“WHY型“ではなく、”次、どうすればできるか”のような“HOW型“の未来型コミュニケーションが重要と具体的なフィードバックの方法も講義致しました。
具体的な例として
- ポジティブな働きかけや質問を!
「勉強しなさい」と指示しただけで指導した気になりがちです。
子供や選手に行動を求めたら、実行するプロセスを見て、評価、フィードバックをするべきです。何をどこまで勉強したのかまで把握しなくても「テストに勉強の成果が出て良かったね」や「親に言われなくても勉強をできるようになったね」と、取り組んだことや変化を認めて伝えてみましょう。
“WHY”から“HOW”&“WHAT”の未来型コミュニケーションへ!
ミスをしたら馬鹿にされる、怒られるという状況で「ミスを恐れるな」というのは無理です。
また、何かができなかったときも「なんで、そこでミスをするんだ」と指摘するのではなく、「次はどうやったらできるかな?」と声をかけ、失敗した後にどうすれば良いのかを教えることが重要です。それができれば、子どもたちは自然と失敗を恐れなくなり、ポジティブな思考になる可能性が高まります。
子どもの自信を育むためには、「なぜ」出来なかったのと問いかけるのでなく、「どうしたら」良いのかなと、子どもに考えさせることが大切なんだと思います。