あさイチの教育改革 未来に向かって学習塾の役割は?


昨日10日のNHKあさイチで子どもの授業が激変!2018教育改革最前線が放送されました。

大まかな内容としてはNHK「あさイチ」特集:「子どもの授業が激変!2018教育改革最前線」 視聴メモ(2018年1月10日) – 教育ICTリサーチ ブログで上手くまとまられていますし、番組の文字起こしサイト(こんなサイトがあるんですね)あさイチ「子どもの授業が激変!?2018教育改革最前線」[字] 2018.01.10 – Mediacritで書き下ろされていました。

またネット上の反応として、#あさイチ 2018教育改革最前線、アクティブラーニング導入「知識を活用する力」って授業で教えられるの? – Togetterや、【あさイチ】アクティブラーニング教育改革が2020年から開始!【炎上】 | タカナシ情報部などでまとめられていています。

アクティブラーニングに比重が置かれていましたが、判りやすくていい内容だったと思います。
アクティブラーニングに関してネット上ではいくつか心配する声もありましたが、アクティブラーニング的な授業は自分が小中学生の頃にも受けた記憶があります。
若いやる気のある先生だったからかもしれませんが。
アクティブラーニング自体は

1年前まで高校生をしていた私からすると教育改革で子どもは全く困りません。
まずは子どもはそういうものだと思って育つからです。
困るだのなんだのと言う大人は自分が育ってきた教育が変わることを恐れて変化をしようとしない時代錯誤がいわゆる老害な大人だと思うという意見です。

というように、そうなったらそう学ぶ、その方が面白いと感じる子どもの方が多いんじゃないかな。

ただ、先生の方は大変だろうと推察します。
ぶっちゃけた話、教えるだけの授業の方が楽です。
今回の教育改革はこう指導しましょうという具体的なところは、先生に丸投げな気がします。
どれだけアクティブラーニングなどを取り入れた授業をする先生がいるかが気になります。
そのあたり、マニュアル化ができてくれば先生側でもやりやすいと思うのですが。

また教育改革に対しての、塾など習い事の対応も気になるところ。
大学受験至上主義の現在、大学受験にメリットが無ければ塾側ではアクティブラーニング等の動きは取り入れないんじゃないかな。

今回の教育改革、大学受験まで手を入れていますが、学校、民間合わせて同じ方向に向かっていけるのか、気になるところです。


関連記事

  • 夏休みの課題 読書感想文終わりましたか?

    2017/8/17

    夏休みの課題、終わりましたか? 夏休みも終盤に入って、宿題の進捗状況が気になるころです。 宿題の中で、意外と後回しにされるのが読書感想文だと思います。 少しハードルが高い自由研究・自由工作と、「夏休みの友」のような やれ…続きを読む

  • 子どものやる気をつちかう方法

    2017/9/15

    子どものやる気というのは、気まぐれなものです。 習い事に関してもそうですね。 習い事に「行きたくない」と駄々をこねるときもありますよね。 子どものやる気を高めるヒントとして、「クーバー流!子どものやる気を高めるコミュニケ…続きを読む

  • 「JASRACは突然やってくる」とはいうものの

    2017/7/11

    JASRACは突然やってくる 強権的手口に音楽教室側が怒りの集団提訴 (中島みなみ) 音楽教室著作権料徴収に関する音楽教室と日本音楽著作権協会(JASRAC)の対立に対しての記事なのですが、この記事ってどうなんだろう、っ…続きを読む

  • ヤマハ JASRACに訴訟か

    2017/5/16

    日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収する方針を決めたことに対し、音楽教室大手・ヤマハ音楽振興会(東京都目黒区)が7月にも、「教室での演奏には著作権は及ばない」として、JASRACへの支払い義務が…続きを読む

  • 音楽教室著作権問題は他人事じゃないかも 塾のテキスト音読も著作権違反なのかな?

    2017/9/7

    日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権使用料を徴収する方針を示している問題で、ヤマハ音楽振興会など約250の企業・団体がJASRACに徴収権限がないことの確認を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9月6日に行われ…続きを読む