次期学習要領で変わることと、小学校プログラミングを教育ICTの先生に聞く で、プログラミンングの最初はコンピュータを使わない「アンプラグドコンピュータ」から ということで、動画で紹介されていた「ルビィの冒険」を読んでみました。
ルビィは大きな想像力を持つ女の子。
ルビィの好きな言葉は“どうして?”。
ルビィの世界では考えたものがなんでも実現します。パパがお仕事でいないときは、家の中をどたどた・ふらふら歩きまわるのが大好き。
ある日、ルビィはパパからの手紙を見つけます。
『宝石を5つ、かくしたから、さがしてごらん。ぜんぶ見つけられるかな?』
でもどう探せばいいのか書かれていません。仕方がないので、まずはヒントを探しはじめると……
パパの机の下に、秘密の数字が書かれた紙きれを発見!
ここからルビィの本当のぼうけんが始まります……
ルビィの宝石を探す冒険において、
ペンギン、雪ひょう、きつね、ロボット、それからジャンゴという男の子たちに出会い、「宝石を見つける」といった「課題」を解決していきます。
ペンギンには、知りたいことを細かく分解して順番に伝えること
雪ひょうの家では、梯子を作るための繰り返し
ニンジン畑を作っているきつねには、「畑の穴が空っぽだったらニンジンの種をまいて、もし、タネが穴にあったら、次の穴にどうぞ」
などの「プログラミング的思考」の基礎、「順次」「反復」「分岐」要素が入っていたり。
ただ、この「ルビィの冒険」を子どもに与えたら「プログラミング的思考」が身につくというわけでなく、「ルビィの冒険」の意図を理解し、「プログラミング的思考」の教材として使う「大人」側のスキルも必要だろうと思います。