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野球は地頭が良くなるスポーツ?!ホントにそうか考えてみた

 浜田監督は「野球は実は地頭が良くなるスポーツ」と言う。体全体、特に指を使うこと、また戦術が豊富で考える作業をすることから「思考力」も鍛えられるからだ。過去に、東大生300人に対し「5~9歳で主に何の習い事をしていたか」のアンケートを取ると、<1>水泳<2>ピアノ<3>野球と「指を使うスポーツ」が続いたという。

「野球は実は地頭が良くなるスポーツ」?? とまずは、違和感を感じたのですが。
野球の選手って、あまり頭がいいイメージが無かったもの(失礼)で。

でも、日本では当たり前のように野球がやられているので気が付かなかったのですが、考えてみると野球ってスポーツはとても複雑。
決められたゴールに球を入れたら得点とか、相手陣地に球を落としたら得点、みたいな簡単に説明できるシステムでなくて、決められたルールの中置かれたベースを廻ってホームに帰ってこれたら得点、といったように、なじんでいなかったらわからないシステムですよね。
まったく野球を知らない人に野球をやってもらおうとすると、他の球技に比べて結構大変なんじゃないかな。

そんなシステムを理解してプレーできる、というだけでも「地頭」がよくないとできない球技ですよね。

けれど強いチームにしようとしたら、システマティックに各選手のプレーを決め、それを反復練習で徹底する。
選手に考えさせるより、慣れさせる。
そんなチーム作りが優先されているような印象があります。

2020年の教育改革では、”知識や技能を習得するだけではなく、それをもとに「自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てる」”ことが求められているとか。
野球を通して「自分で考え、判断してプレーして、チームの役に立てる」

そんな体験ができるのであれば、野球は子どもの将来の役に立つ、と思います。

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