子どもの習い事が変化?けれど これからもっと


以前eb-i Xpressの習い事ランキングを紹介しましたが、今回はベネッセの調査です。

あなたは子どもの頃どんな習い事をしていましたか? 子どもの習い事は時代とともにどう移り変わっているのでしょうか。ベネッセ教育総合研究所の25年間の調査で見えてきた結果をもとにご紹介します。

水泳・サッカー・野球などの運動系は一括で”スポーツ”、また学習塾はカウントされていないらしいのですが

男子

  1. スポーツ
  2. 英語
  3. 習字
  4. 音楽
  5. そろばん
  6. バレエ・ダンス

女子

  1. スポーツ
  2. 音楽
  3. 英語
  4. 習字
  5. バレエ・ダンス
  6. そろばん

と、やはりeb-i Xpressの習い事ランキングと傾向は同じですね。

こちらの調査の方は1990年から約5年ごとの結果も出ているので習い事の推移のがわかりやすいです。
男女とも、「習字」「そろばん」が低下傾向にあるのに対して、男女とも「英語」女子では「スポーツ」の伸びがみられます。

1990年よりもっと前なら、習い事と言えば「読み・書き・そろばん」だったのですが、時代の変化を感じます。
ただ、そろばん塾がにわかに増えているらしいなどの動きもあるようですし、習字も子ども世代だけでなければ、毛筆はともかく硬筆習字の需要はまだまだありそう。

ただ、習い事としての英語が伸びてきているのを見ても、グローバル化に対して習い事の多様化も進んでいる感じがします。
みんな同じような習い事をしていた時代からの変化ですかね。

習い事の細分化というのは私としては面白いと思っていまして、ほかの子がやってない習い事をやっていることで、小学生時代これならクラスで一番という自信を子どもに持たせられる。
それって、子どもの自信にもつながりますから。

ぜひ、近くにどんな習い事教室があるか見てみて、お子さんにあった習い事を頑張らせてもらいたいです。

それにしても、このベネッセの調査では少ないながらも「絵」もランキングされているのですね。
いままで身近に子ども向けの絵画教室があった記憶がないので、絵画教室に通われている方には申し訳ないのですが、正直意外でした。

ところで、こちらの記事のタイトル
「学校の授業やオリンピックの影響から子どもの習い事が変化」
なのですが、正直なところこの25年間で、それほど子どもの習い事が変化しているようには見えませんでいた。

ただ、2020年の教育改革の後の習い事事情は、この25年以上に変化があるだろうなと思っています。


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