面白い取り組みですね。
今回、同志社中学校と新潟県柏崎市立の小中学校14校に「Musio専用教室」を設置した。これにより、従来のパソコン教室のように「生徒1人に1台のMusio」の提供が可能になり、今までハードルが高かった学校内での発音チェックや英会話練習ができる。
英語のリスニングに関しては、YouTubeの英語アニメを使うとか、リスニングとリーディングでは、著作権切れ物語と合成音声読み上げで教材が作れないか?と試行錯誤しています。
インターネットを活用すれば、聞き読みの方はいろいろと英語力を高めるやり方がありそうです。
しかし、新学習要領の英語では「聞く、話す、読む、書く」の4つの技能を総合的に育成することが示されています。
特にスピーキングはこれから重要視されそうですが、スピーキングの能力取得には相手が必要であることから、なかなか難しいと思われます。
インターネットを使ったオンライン英会話というと
LEARNie(ラーニー)
hanaso kids
KidsStarEnglish
リップルキッズパーク
など、Skypeを使ったものがあり、通学型の英会話教室より低価格で人気を博しています。
しかしオンラインとはいえ、英語の能力のある講師が必要であるため、月々3千円~6千円の授業料が必要になります。
人の講師によるスピーキングでなく、相手をロボットにやらせるというのは、本当に面白い取り組みですね。
Musioってどんなロボット?というと、こんなロボットのようです。
実際に使ってみたレポートはこちら。
英会話ロボット「Musio X」と2カ月でどれくらい仲良くなれたのか? – GOTCHA!
料金的にはMusio|キャンペーン・特集|ソフトバンクセレクションを見ると、ロボットだけで10万円程度。
Amazon.co.jp: AKA Musio X 英語学習AIロボット 【日本正規代理店品】でも9万6千円と、ちょっとお値段がかさみますね。
ただ、オンライン英会話教室と比較したら、3年弱分。
通学の英会話教室ならば1年強の料金。
兄弟がいて複数で使えばボーダーラインが下がりますし、毎日何時間でも使えると考えたら、コストパフォーマンスは悪くないかもしれませんね。
でも、ここで頭をもたげたのが、
「AIで英会話ができる末端だったら、iPhoneのSiriでもつかえる?」
とりあえず、Siriに
”How are you?”
と聞いたら
”ハワイ友”
と認識されて、でも
”体調は万全です”
と返ってきました。
”What’s your name?”
と聞いたら、
”わっちはネーム”
と認識されて、
”その単語の発音はかなり難しいですよね。外国語の発音をチェックしたのでしたら、Siri設定で私の言語を変更してください”
と返事がありました。
ということで、設定からSiri>言語を英語(アメリカ合衆国)と変更して
”How are you?”
と聞いたら
”excellent!”
どうやら、Siriの体調はとても良いみたい。
”What’s your name?”
と聞いたら
“My name? It’s Siri.”
と返ってきました。
もっとも、Siri相手だとあまり会話になりそうもないので、こちらから一方的に質問をして、返事をしてもらうという形になりそうですが、こちらの発音がどれだけSiriに伝わるかのチェックには使えそう。
ライト(右)
ライト(光)
で試してみると
だいたいが”Light”と認識されて、なかなか”right”と認識してくれない。
やっぱり”L”と”R”の発音って難しい(-_-;)