通学の習い事は学費が高めで送り迎えの負担も多い。
けれど自宅で学べる、通信教育は長続きしない場合が多い。
そのジレンマを抱えている家庭が多いと思います。
先の記事、タブレット学習と通学学習のいいとこ取りで学研ゼミ での「在宅学習と通学学習の良いとこどり」の取り組みを紹介しました。
そんなところで、こんな記事を見かけましたので、紹介。
塾や習い事よりお金が掛からず、自宅で簡単に取り組める自宅学習教材が注目を集めています。
東大合格者も実践済み!? 学力アップ&片付け上手な子になるカギは「リビング学習」
この記事によりますと、
- 問題選択が重要!成功体験を積ませてあげよう!
- 親の見守り学習!一緒に学ぶ姿勢が重要です
- ゲーム好きにはもってこい!タブレット勉強法!
なのだとか。
なるほど。
成功体験を積ませてあげよう
自宅学習教材として市販の学習ドリルを選択し、毎日2枚を子どもにやらせているそうですが、未だに1年生の範囲をやらせていて、スラスラ解ける問題ばかりをやらせていると言います。
一ランク下の課題を与えてでも「できる!」という成功体験の積み重ねが、まずは飽きずに続けさせるコツなのだとか。
簡単な問題をコツコツとやらせるのは、学習習慣もついて良いことだと思います。
それに加えて思うのが、学習だけに限らず「なにか」で成功体験を持つと、子どものやる気が伸びます。
「なにか」でクラス、学年で一番という成功体験は、ほかの「なにか」への挑戦へのモチベーションとなりますね。
親の見守り学習!一緒に学ぶ姿勢が重要です
Iさんは上の子を都内の有名私立中学に入学させた親でもあり、上の子の経験から、いつも子どもをリビングで勉強させ、自分も必ず横に座り、一緒に問題を解いているといいます。
共稼ぎのご家庭だと、それは無理、という声が上がりそうですが、隣で一緒にやるのは難しくても、「親も一緒に」「楽しんで」やるというのが肝だと思います。
子どもにやらせっぱなしにせずに、10分だけでも課題について一緒に考え楽しむ環境を作れたら、子どもも楽しんで課題に取り組むはずです。
ただ注意が必要なのは、できないことに対して、叱らないこと。
できない部分は明日に回す、くらいの心の余裕があるといいですね。
ゲーム好きにはもってこい!タブレット勉強法!
今の時代文字だけでなく、映像や音声を効果的に使ったメディアにあふれています。
テレビ、ゲームが当たり前にある環境で、プリントといった文字情報だけの課題に取り組ませるというのは、もしかしたら時代遅れなのかもしれません。
映像や音声も使って、インタラクティブ(対話・双方向性)な学習環境を実現しようとする取り組みが、タブレット等を使った学習方法です。
ジャストネットのスマイルゼミや、学研の学研ゼミ あたりですかね。
コンピュータを活用した学習方法が確立してくると、そのうちAIを活用し、子どもごとに最適化された学習プログラムを提供といった、アニメでみられるような近未来な学校が実現するのかな。
結局、自宅学習で飽きさせず継続させるには、子どものやる気のコントロールをいかにするかなのでしょうね。